子どもの頃の私
今思うととても神経質で、繊細な子でした。
夜泣きがすごく、食も細くて、母親を心配させました。
母自身も、神経質な人なので、遺伝もあったのかもしれません。
とにかく毎日が怖くて、朝起きて何か失敗したらどうしよう、今地震が起きたらどうしよう、留年したらどうしよう、なぜかいつも心配をしながら生きてる子でした。
爪を噛み、髪を噛み、ひどい時には髪を抜き、同じことを繰り返す強迫性障害を患い、心療内科にかかっていたこともありました。
むしろ、今、そういうことをしなくて良くなってるのは奇跡みたいな感じくらい、神経質な子でした。
一方で、そちらに気を取られていたのもあるし、元来ぼーっとした子で、子どもの頃から礼儀をわきまえず、自由に過ごしていたり、人の気持ちを考えない子でもありました。
相手が怒って初めて、わかる、みたいな。
そして、なぜか私が傷ついて、この世は生きづらい、と常に思っているような子でした。
何もしたくない子でもありました。
バレエもピアノも嫌々。
好きなこと、続けたいことなどなくて、ただひたすら、本を読んでのんびりしたい子でもありました。
だから、同じ歳の子達と比べても、だいたい後ろをついて歩くような子。
だから、母は常に私を心配し、あれをやったの、これをやったの、と厳しく管理していた面はありました。
ただ、家族はみんな幸せです。